〜中国輸入で失敗しないための基本チェックリスト〜
中国最大級のB2Bサイト「アリババ(1688.com / Alibaba.com)」は、圧倒的な商品数と価格の安さが魅力です。しかし、仕入先選びを間違えると、品質トラブル・納期遅延・返品不可など、思わぬリスクに直面することも少なくありません。
そこで今回は、初心者でも安心して取引を始められるよう、信頼できるサプライヤーを見極めるための実践的なポイントをご紹介します。
目次
1. 「工場直営」か「商社」かを見極める
アリババには、「メーカー(工場)」と「商社(仲介業者)」の両方が出店しています。
どちらにもメリット・デメリットはありますが、OEMやカスタマイズを希望する場合は、メーカーの方が柔軟に対応してくれる上、価格も抑えやすい傾向にあります。
→ 出店ページの「Manufacturer」の表記を確認しましょう。
2. ゴールドサプライヤー・認証マークをチェック
信頼性を判断する材料として、「ゴールドサプライヤー」や「Verified Supplier(認証済み)」のマークは大きな指標です。
• 工場審査を受けているか
• 製造設備を保有しているか
• 長年の取引実績があるか
など、第三者の認証を受けているかどうかをチェックしましょう。
3. 取引履歴・評価・価格の見方にも注意
販売実績やレビュー評価、特に**リピート率(再購入の割合)**が高いサプライヤーは、対応や品質が安定している傾向があります。
そして、価格に関しても重要な落とし穴があるので注意が必要です。
アリババでは、海外バイヤー向けに**「USドル建て」の価格(Alibaba.com)、中国国内向けに「人民元建て」の価格(1688.com)**という2種類の価格体系が存在します。
実際には、同じ商品でも1688.comの人民元価格の方がかなり安く設定されているケースが多く、USドルで直接購入すると割高になることがあります。
そのため、可能であれば:
• 1688.comを使って中国語で仕入れる
• 信頼できる中国人パートナーに交渉・発注を依頼する
といった方法を選ぶことで、仕入コストを大きく削減できる可能性があります。
4. MOQ(最小ロット)と柔軟性
初心者がいきなり大量発注するのはリスクが高いため、小ロットから対応してくれる業者を選ぶのが安心です。
• 「MOQ 1〜10個対応可」の表記があるか
• 少量でも柔軟に対応してくれるか
などを確認しましょう。
5. 実際にチャットで問い合わせてみる
信頼性のある業者は、問い合わせへの返信が迅速かつ丁寧です。
自動返信のみではなく、商品の仕様や納期、送料に関する質問にもしっかり答えてくれるかを確認しましょう。
初回は短いメッセージで、対応の質を見てみるのがおすすめです。
6. サンプル注文で現物確認
どれだけレビュー評価が高くても、最終的には「現物を見て確認する」ことが一番確実です。
• 商品の質感や素材
• パッケージの状態
• 説明通りの仕様になっているか
• 発送スピードや梱包の丁寧さ
などをチェックしましょう。
7. はじめての方へ:仕入れ〜販売まで、私たちがサポートします
「中国語ができないので、仕入れが不安」
「どの業者に問い合わせればいいかわからない」
そんな方のために、私たちはアリババ仕入れ・交渉・OEM開発・Amazon販売までを一貫してサポートしています。
当社のサポート内容(一部):
• アリババ上での仕入先選定・問い合わせ代行(中国語対応)
• OEM・ロゴ印刷・パッケージの仕様調整
• サンプル確認〜量産までの進行管理
• 輸出入・越境物流・FBA納品支援
• 小ロット対応・日本語サポート完備
• 1688.comを活用した人民元でのコスト最適化も可能です
商品選定の段階からでも、どうぞお気軽にご相談ください。
中国ビジネスに不安がある方にこそ、安心と成果をお届けします。
まとめ
アリババでの仕入れは、価格以上に信頼や柔軟な対応力がカギとなります。
そして、その判断ができるようになるには、経験と情報の積み重ねが必要です。
もし一人での判断に迷いがあるなら、信頼できるパートナーと一緒に始めることが、最も安全で最も早い成功の道かもしれません。
私たちは、あなたの中国仕入れの第一歩を、丁寧にサポートします。