「中国輸入って本当に儲かるの?」リアルな利益構造を解説【2025年版】

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中国から商品を輸入し、日本のECサイトで販売する「中国輸入ビジネス」。副業ブームも相まって、多くの人が興味を持っていますが、

「実際、どのくらい儲かるの?」
「安いけど品質は大丈夫?」
「どれくらいの費用がかかるの?」

という不安も少なくありません。

本記事では、中国輸入の収益モデルの仕組みやコスト構造、そしてリアルな事例をもとに「本当に儲かるのか?」を具体的に解説します。

1. 中国輸入の基本的な利益構造とは?

中国輸入ビジネスでは、一般的に以下のような構造で利益が生まれます。

仕入原価 + 国際送料 + 関税 + FBA納品料 + プラットフォーム手数料

販売価格 − 上記すべて = 利益

ポイントは「仕入れ値が安いだけでは儲からない」ということ。物流・手数料・為替の影響なども踏まえたうえで、利益計算が必要です。

2. 利益構造の実例①:USB加湿器

  • 商品ジャンル:生活家電(ガジェット)
  • アリババ仕入価格(人民元):約12元(約250円)
  • 国際送料(空運):1個あたり約180円
  • 関税・消費税:1個あたり約60円
  • FBA納品手数料:470円
  • Amazon販売価格:1,980円

→ 利益概算:1,980 −(250 + 180 + 60 + 470)= 約1,020円/個の粗利益

さらにロゴを印刷したOEM仕様にすれば、2,480円でも販売可能で、1個あたりの粗利益が1,500円を超えることもあります。

3. 利益構造の実例②:ステンレス製マグカップ(検疫対象商品)

  • 商品ジャンル:キッチン雑貨(食品接触素材)
  • アリババ仕入価格:9元(約190円)
  • 国際送料:160円
  • 関税・消費税:40円
  • FBA手数料:420円
  • 検疫・食品衛生申請代行:1商品あたり 約50円(ロット単位で分散)
  • Amazon販売価格:1,780円

→ 利益概算:1,780 −(190 + 160 + 40 + 420 + 50)= 約920円/個の粗利益

食品に触れる商品は**「検疫(食品衛生申請)」**が必要です。事前に知らずに仕入れてしまうと、通関で止まってしまうこともあるので注意が必要です。

4. 副業でも本当に儲かるのか?

商品選びと物流の仕組みを理解すれば、1商品あたりの利益が1,000円を超えることは珍しくありません。

たとえば、月間50個売れる商品を3つ扱えば、月収15万円の利益も十分現実的です。しかも在宅で完結できるので、会社員の副業にも向いています。

ただし「安いから売れる」わけではありません。重要なのは:
  •  競合との価格差(差別化)
  •  商品ページの完成度(画像、キーワード、説明)
  •  検品やFBA納品ルールの遵守

これらを押さえることで、継続的な利益を出すことができます。

5. まとめ|中国輸入は「仕組み化」で利益が出る

「中国輸入=簡単に儲かる」というイメージを持っていると、最初に壁にぶつかります。しかし、構造を理解して適切に運用すれば、非常に高い利益率を維持できるビジネスであることは間違いありません。

初心者でも実践しやすいポイントは:
  • 単価が1,000〜3,000円の商品
  • サイズが小さく送料が安い
  • OEMがしやすいジャンル(雑貨、美容、ガジェット)

こうした条件を満たす商品であれば、数万円から始めてコツコツ伸ばしていけます。

補足|仕入れ・物流・FBA納品までサポートしています

弊社では、中国輸入に不安がある方のために:
  • アリババ選品代行・交渉サポート
  • 1688での仕入れ、日本語対応
  • 日本国内の転送倉庫によるFBA納品支援
  • ラベル貼付・検品・OEM相談

といったトータルサポートを提供しています。初めての方でも、小ロットから安心して始められる体制を整えています。

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