せっかく自分のブランド名を考え、ロゴやパッケージまで整えても、
商標登録をしていなければ、他人に模倣されたり、最悪の場合「使用停止」を求められるリスクもあります。
実際、中国OEM商品でブランド化に成功した後、商標未登録のためにライバルに権利を取られたという事例も少なくありません。
そこで、ブランド構築と並行して「商標登録」を進めることを強くおすすめします。
商標登録のメリット
• ブランド名・ロゴを法的に独占使用できる
• AmazonなどのECプラットフォームで**ブランド登録(Brand Registry)**が可能に
• 偽物・模倣品に対して**削除申請(知財侵害通報)**が出せる
• 長期的に「信頼資産」を守れる
日本での商標登録の流れ(簡略)
1. 商標調査(すでに同じ名前が登録されていないか確認)
2. 出願書類の作成・提出(特許庁に出願)
3. 審査(約6ヶ月〜12ヶ月程度)
4. 登録・権利発生(10年間有効、更新可)
※費用目安:
・自分で申請 → 約2万〜4万円程度
・弁理士や専門サービスを利用 → 約6万〜10万円以上
よくある質問:
Q. 中国でも商標登録したほうがいい?
→ はい。将来中国向け販売やOEM展開を考えている場合は、先に中国商標も押さえておく方が安全です(特に1688に出しているメーカーに対しては)。
弊社サポート内容(ご希望の場合)
• 商標調査サポート(日本 or 中国)
• パッケージ制作と並行した「ブランディング一貫設計」
• Amazon Brand Registry申請サポート
• ロゴ・ブランド名の相談も可能
まとめ|ブランド構築は「売る」だけじゃなく「守る」時代へ
自社ブランドとは、**“名前をつけて売ること”ではなく、“信頼を重ねて守っていくこと”**です。
検品や日本語パッケージで顧客からの信頼を得て、
商標登録でその価値を法的に守る。
この2つが揃って初めて、ブランドが「育つ」基盤が整います。