〜中国仕入れから始める“ブランドの作り方”〜
「アリババで仕入れて、Amazonで売る」
このビジネスモデルはシンプルで始めやすい一方、同じ商品が溢れる中で、「価格競争」から抜け出せない」という壁に、多くの人がぶつかります。
その打開策が——
「自社ブランド」の構築です。
目次
ブランドとは「名前」ではなく「約束」
「ブランド」と聞くと、ロゴやパッケージ、商品名を思い浮かべるかもしれません。
でも本質は、“この商品なら安心できる”という信頼の積み重ねです。
同じ形・機能の商品でも、「その人から買いたい」と思わせる要素を積み上げていくことが、ブランド構築の第一歩になります。
ブランドを作る5つのステップ
1.誰のためのブランドかを決める(ターゲット設定)
“若い女性向け”“赤ちゃんのいる家庭”“ミニマリスト”“アウトドア好き”など、
誰に届けたいかを明確にすることで、商品の選び方・見せ方・語り方が変わります。
2.商品を選ぶ(差別化できるジャンルを)
仕入れ商品は「見た目が似ていても、何かが違う」ことが大切。
例:
• 柔らかい素材にこだわった収納ボックス
• 日本語での取り扱い説明書付きのネイルセット
• 香りや使用感を変更したアロマグッズ
ポイントは、「選ばれる理由」があるかどうか。
3.OEMやパッケージ変更で“オリジナル感”を出す
OEM(ロゴ印刷、パッケージ変更)や日本語対応の台紙を使って、“他と同じ”から“あなたらしさ”を加えていきます。
簡単な変更でも:
• 商品の印象がガラッと変わる
• 「安心できる」感覚を持たれる
• ギフトとして選ばれるようになる
これが「安さ」ではなく「理由」で買ってもらえる商品への変化です。
4.ブランド名と世界観を整える
ブランド名はシンプルで覚えやすく、意味やストーリーがあるとなお良いです。
合わせて、ロゴ・カラー・パッケージトーン・Instagram投稿のスタイルなどを統一させることで、「らしさ」が生まれます。
5.販売ページ・SNS・梱包まで一貫性を
商品ページには、使い方、こだわり、届けたい思いをしっかり込めてください。
また、SNSや梱包スタイルにも統一感を持たせると、リピーターにつながります。
成功している小さなブランドの共通点
• 商品はシンプル、でも世界観に“芯”がある
• 誰か特定の人に向けて話しかけている
• 安いものでも、丁寧な語り口とパッケージで価値を作っている
• 「その人から買いたい」と思わせる“物語”がある
当社では、ブランド作りを最初からサポートできます
弊社では、アリババ選品〜OEM・パッケージ制作〜検品・転送〜FBA納品まで一括対応しており、
以下のようなご相談を多くいただいています:
• ブランド名を一緒に考えたい
• ロゴ入りのパッケージを中国で作りたい
• 日本語説明書を作ってほしい
• 「世界観」のある商品ページにしたい
ブランドは、規模の大小に関係なく始められます。
むしろ、今は“小さなブランド”にこそ、人の心が集まる時代です。
まとめ:安さだけで売れない時代、「自分らしいブランド」が武器になる
アリババからの仕入れをきっかけに、
“誰かに大切にされる商品”へと育てていくこと。
それが、これからの時代に求められるブランドの形です。